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・読みづらい絵本・その2フランシスの絵本 (02/04) ・読みづらい絵本・その1 (02/04) ・リッランとねこ(スウェーデンの絵本) (02/04) ・『からくりからくさ』と『りかさん』 (01/27) ・向田邦子の手料理 (01/25)
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読んだり眺めたり積んであったり。
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上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書く事で広告が消せます。 2005年02月04日 (金) 14:35 * 編集
![]() 読みづらい絵本と言えば、これです! フランシスシリーズ。フランシスはアナグマの女の子。 「おやすみなさいフランシス」「フランシスの家出」 「ジャムつきパンとフランシス」「フランシスとたんじょうび」 「フランシスのおともだち」 があります。作者はラッセル・ホーバン、一作目だけ絵がガース ・ウィリアムスで、それ以外はリリアン・ホーバンとなっていま す。2作目の「~家出」は絵が何だか「むむっ?」っていうくらい 可愛くない(ごめんなさい^^;)と思うのですが、段々フランシス に落ち着いてくるのが不思議です。 全作大好きなのです。何が読みにくいかと言うと、主人公の フランシスが自作自演の歌がお得意で、言いたいことを何気なく 歌にして語る、という癖?才能?があるのです。 すぐに自作の鼻歌やしょぼい歌を歌う人を知っていますが 機嫌が良い証拠なのでしょうか? フランシスの場合は、屁理屈ソング、というかママやパパに 正面きって言えない事をそっと歌ったりします。 フランシスのママもパパも子どもの受け止め方が上手で、「余裕 って必要なのねぇ」と改めて実感してしまいます。 勿論楽譜なんてついていないので、読んで聞かせるたびに違う メロディーで歌わなくてはいけません。 時にオペラッタ調。時にラップ。時に民謡(爆) アメリカではフランシスのソングブックがあるそうで、それが 見つかったら、この重責から逃れられるかもしれません・・・。 画像の小さい本は、フランシスのぬいぐるみと一緒に売られて いたものなのですが、ぬいぐるみがどこを探してもありません! 引越しのどさくさで捨てちゃったかなあ。 こうして見ると、英語版と日本語版、色合いが全然違います。 5冊の中で、「ジャムつきパンとフランシス」が一番好き。 だって美味しそうな物がたくさん出てくるんです! スポンサーサイト
2005年02月04日 (金) 14:30 * 編集
![]() ここで読みづらいというのは、「声に出して読んで聞かせる」っていうことです。 最近あまり読んであげていないのですが、寝る前に毎晩読んでいました。 私にとって読みづらいのは、甘すぎる表現のものとあまりにも現代風というか、言い切りのような文体のものです。 「ちいさいモモちゃん」という名作があります。 目で追って読むには全く問題が無いのですが、声に出して読むと何だか恥ずかしくって。これは私だけの問題であって、大丈夫な人は平気なのだと思います(^^) もう一つの、文体の問題は思い当たるかたもいらっしゃるかもしれません。こちらも目で追うぶんに多分問題ないのだと思いますが、声に出すと何だかおさまりが悪いような、変な感じがするのです。 画像の二冊は内容的にはとても面白いし、「いじわるブッチー」などは私も大好きなんですけど・・・。 てんこちゃんは、 わらって、わらって 「ママの あまのじゃく!」 というページや 「ちっとも!」と、 あまのじゃくの てんこ。 ~と、ママ。とか~と、てんこ。など原作に忠実なんだかよくわかりませんが、とにかく読みづらいのです(^^;) こどもの本の文体は、奇をてらったり省略しないほうがいいと思うのですがどうなんでしょうね? これは翻訳の問題とも絡んでくるのかもしれません。 翻訳家のかたの中には「自分のスタイルにするのが翻訳です」という先生もいらっしゃいますが、読み手のことを考えたら何がベストか自然と答えは出そうな気もするのですが。 と歯切れの悪いわたくし(爆) 2005年02月04日 (金) 14:24 * 編集
![]() ![]() 『リッランとねこ』イーヴァル・アロセニウス作、ひしきあきらこ訳(福音館書店)1993年 この作者の情報は殆ど無いといってもいいほどなので、絵本の作者紹介からちょっと紹介します。 1878年スウェーデンのヨーテボルイ郊外で生まれる。 一人娘のエヴァをリッランの愛称で呼び、大変可愛がる。 先天性の血友病で、1909年30歳の若さで亡くなる。 同年スゥエーデンのボニエル社より『リッランとねこ』が 出版される。この本はスウェーデンでは子どもの本の古典として 今でも人気が高いそうです。 リッランという女の子がねこに出会い、背中に乗ってどんどん走っていく、という単純なお話です。ナンセンス絵本のひとつと言ってよいのかな。途中色々な動物や人物に出会い、王様にごちそうになってお母さんのもとに帰ります。 さらさらと描いたのでしょうか、柔らかい気負いの無いタッチで ナンセンスとはいえ、あまり毒気がありません。 娘さんはお父さんの描く絵とお話を、部屋で楽しんだに違いありません、 ねこがご馳走を食べ過ぎて、破裂してしまうところもありますが、仕立て屋さんに治してもらいます。 残酷なようですが、こういうの小さい子どもは大好き。 残念なことに、この絵本も版元在庫なしのようです。 2005年01月27日 (木) 09:25 * 編集
![]() (梨木香歩著、新潮文庫刊) 『からくりからくさ』のほうは、随分前に手に取りましたが、なかなか読み進めることができませんでした。 蓉子という草木染めを生業にしようとしている若い女性の祖母が遺した家に、紀久、与希子、マーガレットという3人が下宿して新しい生活が始まります。不思議な人形「りかさん」も一緒に。 始め、染め、織りという興味のあることがらに惹かれて読み始めたのですが、それぞれの運命、縁が絡まりあっていく様はまさにからくりの織り込まれた布のようでした。 ちょっと壮大すぎるのと、偶然が必然に無理矢理引っ張られているような不自然な感じもしましたが、細部で引きずられて読み終わりました。相関図を書きながら読んでしまった。(^^;) ![]() 『りかさん』はあとに出た本ですが、ようこ(蓉子)とおばあちゃんのふれあいが描かれています。 私は蓉子のような女性に憧れますが、(生命を育んだり、人の気持ちに寄り添う力が自然に備わっている)どうしてそのような人になっていったのか、という一端がよくわかりました。 私自身は、母方も父方も、祖父母とは遠く離れていたので濃密なふれあいや思い出は殆どありません。そのことを改めて残念に思いました。やはり、一世代越えたまなざし、というのは小さな子供には絶対に必要なのではないでしょうか。母と子、という関係も勿論大切ですが、おばあちゃんという存在が(おじいちゃんも然りですが)持つ、まなざしの余裕には「孫は子供より可愛い」という言葉だけでは表せないものがあると思います。 先達を、祖先を敬うという気持ち、いつから希薄になってきたのでしょうか。過去を考え、敬うということを止めてしまったら未来も無いのではないか、そんな風にまで考えが及んでいきました。 『りかさん』には多くの人形たちが登場し、人間と人形の関係や念に触れて、何箇所かで泣いてしまいました。ようことおばあちゃん、りかさんのやりとりにくすり、と笑わせられる場面もいくつもあります。 こちらは相関図は必要無いので、読みやすいと思います(^^) 併録されている「ミケルの庭」は、からくりからくさの後日談。 こちらはりかさんよりも現実感を感じないのは私だけでしょうか。 視点は面白いけれど、りかさんのほうが好きでした。 余談ですが、どちらもカバー装画は早川司寿乃さん、好きな画家です。 2005年01月25日 (火) 14:33 * 編集
![]() (監修と料理制作 向田和子、講談社刊) 少し前に向田さんの編集者時代を扱ったドラマが放映されたりした時に、関連書籍が色々と書店に並んでいました。 この本も平積みになっていましたが、これは母が15年前に買ったものです。 先日実家からもらってきたのですが、私が実家で食べていたおかずが色々載っていて、ほほ~、と思いました。 わかめを胡麻油で炒めて(すごい音がします)、おかかをかけて醤油をたらしたものなど今でも大好き。 向田さんは、かなりいけるクチだったらしいのですが、母も同様で、洋風のものより和食、肴になりそうなものが多かったな。 きょうの料理や新聞の家庭欄の切り抜きが何枚も挟まっていました。 向田さんはお料理上手=食べさせ上手=もてなし上手という方程式に見事当てはまるかただったようです。 そういうかたが友人知人に多くいますが、私もそうでありたいと思いつつ、なかなか・・・。 そう言えば、沢村貞子さんや幸田文さんも母から教わったのだった。 |